自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」から構成されるもので、交感神経は、活発に活動している時に優位になるのに対し、副交感神経はリラックスしている時に働く神経となっています。
身体は、この二つの交感神経と副交感神経が神経がバランスよく働くことで様々な病気から守ってくれているのですが、これらの自律神経のバランスが崩れてしまうと様々な病気の原因となります。
●副交感神経の働きが低下
・副交感神経の働きが低下する事により、睡眠の質が下がったり眠れなくなる。
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免疫系の乱れに繋がる(ガン細胞を監視する力が落ちる、感染症・風邪にかかりやすく治りにくくなる)
●交感神経の一方的な緊張
[組織老化が進むと]
シミ・シワ・くすみ・動脈硬化の原因となる
[組織破壊による炎症が起こると]
ガン・胃潰瘍・潰瘍性大腸炎・十二指腸潰瘍・白内障・糖尿病・痛風などにかかりやすくなる。
[組織に老廃物(痛み物質・発ガン物質)がたまると]
肩凝り・手足のしびれ・頭痛・腰痛・膝痛・各部の神経痛・顔面マヒ・関節リウマチ・五十肩・めまい・耳鳴り・高血圧・脳梗塞・心筋梗塞・冷え性・アトピー性皮膚炎などにかかりやすくなる。
[その他として]
自律神経が乱れると血流障害が起こり、低体温を引き起こす原因となる。
その結果、体温の調整ができず、手足 が冷えたりすることになります。低体温により、代謝が悪くなり、運動してもやせなくなったり、太りやすくなります。
また、低体温になりますとガン細胞やウイルスの活動が活発になります。ガン細胞やウイルスは、体温が35度位の時が最も活発に活動を始め、繁殖しやすいことがわかっています。
(脊髄・筋骨格系の乱れ)
全身の筋力調整が出来なくなり、体の歪みを引き起こす。(整体施術を受けても施術の効果が長持ちしにくくなる)
主に神経の情報伝達の不具合・姿勢の異常・足のフラつき・手から物をよく落とす・握力の低下・筋肉の拘縮が起こりやすくなる。
脳幹は免疫系・内分泌系・自律神経系・脊髄・筋骨格系などの全ての生命維持に必要な器官です。したがって、上部頸椎であります頸椎1番、2番が歪んでその内側に潜り込んでいる脳幹が圧迫されますと、様々な症状や病気の原因となってしまいます。また、それと同時に体が本来持っている自分で治していくための自然治癒力が低下してしまいます。当院では、上部頸椎の歪みが原因で起こっている、生命の源である脳幹の圧迫によるストレスを、脳幹ソフトセラピーと言う非常にソフトで安全な技術で開放していきますので、肩凝り、腰痛などの様々な症状改善は勿論のこと、病気になりにくい健康で元気な体作りを目指して施術を行って行きます。
(自然治癒力とは)
自然治癒力とは、人間が持つ生命力そのもののことです。
自然治癒力には「自己再生」と「自己防衛」の2つの機能があります。
▼自己再生機能
┗身体が負傷したときに傷を治す機能のこと
▼自己防衛機能
┗身体の外部から侵入してくるウイルスや細菌などと戦う「免疫」機能のこと
自然治癒力には個人差がありますが、残念ながら栄養豊富で清潔な環境で生活している現代の日本人は、基本的に自然治癒力が低いと言われています。また、医学が進歩し、薬を大量に使うようになったことも、自然治癒力が低下している原因となっています。
この2つの機能が低下してしまうと、ウイルスや細菌などの攻撃に弱くなり回復しづらくなってしまうのです。
例)風邪をひきやすい、病気や傷が治りにくい など
様々な症状が出て治りにくい方、また何か病気を患っているほとんどの方が脳幹部が歪 み、圧迫されています。体調不良でお困りの方は、上部頚椎が大きく歪み自然治癒力が低下していることが原因の一つと考えられます。
上部頚椎の歪みを調整して脳幹部の障害を取り除き、自然治癒力を最大限に発揮できる環境を整えましょう。